普段、普通のワインはあまり飲まないという人でも、発泡性のあるワインは飲みやすいことから好きだという方もいることでしょう。
また、見た目も華やかな印象があり、ちょっとしたお祝いのテーブルにもマッチします。
ここでは、そんなスパークリングワインを使ったカクテルの作り方をいくつか見ていきたいと思います。
まずは「ミモザ」、これは世の中でもっとも贅沢で美味しいオレンジジュースとも呼ばれる、綺麗な色をしているのが特徴です。
シャンパンを使う方法が定番ですが、スパークリングワインでももちろん可能、冷やしたグラスに同量のオレンジジュースを混ぜるだけで完成しますので、作りやすい一品でもあります。
分量は、1杯につきそれぞれ60mlずつが目安です。
次に、新鮮な桃が手に入ったら是非作りたいのが、イタリア発祥の「ベリーニ」です。
桃のスイートな甘さとピンク色が華やかで、見るからに気分が上がりそうなカクテルになります。
作り方は、グラスに桃のピューレを40mlと茶さじ1杯のグレナデンシロップを加えよく混ぜ、冷やしておいたスパークリングワイン80mlを注いで軽くステア、更にミントの葉を添えればさらにおしゃれです。
そして、ちょっと大人な雰囲気のカクテルを作りたいならおすすめなのが「マキシムズ・ア・ロンドル」。
オレンジの爽やかな香りに、色もオレンジで華やかな印象になります。
ブランデーを30mlにオレンジジュースとホワイトキュラソーを各10ml加えて混ぜ、氷を入れた細目のグラスに注いだらスパークリングワインで満たして完成。
オレンジをスライスして添えると、より完璧です。
さらに、ビールを使ったものに挑戦したいなら、「ブラック・ベルベット」はいかがでしょうか。
どちらも炭酸系なので珍しく、ちょっと個性があるのが特徴です。
使用するビールは黒ビールが最適で、独特のコクが味に深みを与えてくれます。
作り方はとても簡単で、スパークリングワインと黒ビールを同量混ぜるだけで出来ます。
キメ細かい泡がとてもまろやかで、舌触りが良いのも特徴です。
最後に、辛口が好きという方にぴったりなのが「クイーンズ・ペック」というカクテルになります。
甘口でないため、食前酒として飲むのにも適しています。
ジンがベースですので、人によっては好みが分かれるところでしょうが、しっかりアルコール感を感じたい人にはおすすめです。
作り方は、グラスに氷を入れてからジン30mlを静かに注ぎ、スパークリングワインで満たして完成となります。
この時、あふれないように気を付けましょう。
以上、いくつかの作り方を見てきましたが、自分で作れば配合比率など好みでアレンジ出来る点も良いですね。
もともとアルコールに強くない方でも、発泡系は口当たりが良くつい飲み過ぎてしまうこともあるでしょうが、あれこれ試してみるのも楽しいものです。