スパークリングワインの製法|きめ細やかな泡が出来る秘訣とは

スパークリングワインの製法|きめ細やかな泡が出来る秘訣とは

スパークリングワインとは日本語では発泡性ワインまたは発泡性葡萄酒と呼ばれており、二酸化炭素を多く含むためソーダ水のように飲みやすく、和食にも洋食にも合うため日本人にとても人気があるアルコールです。

スパークリングワインの作り方には大きくわけてトラディショナルとシャルマ、トランスファーとリュラルと炭酸ガス注入の五種類があります。

トラディショナル方式は瓶内の酵母で糖を分解させてアルコールと炭酸ガスを発生させ、約2ヶ月間かけてゆっくりとワインを緩やかに二次発酵させる製法です。

ワイン独自の香りがより複雑になるため、普通のワインから独自の泡を持つワインに仕上がります。

フランスのシャンパーニュ地方産発泡性ワインのみが名乗ることが許されているシャンパンは、このトラディショナル方式で作られており泡が非常に細かいため高価です。

シャルマ方式は大きな密閉耐圧タンク内で二次発酵をさせる作り方で、シャルマ氏が編み出した製法なのでシャルマ方式と呼ばれています。

熟成に時間がかからないことと大量生産ができるうえ、空気に接触しないのでワインの香りが残りやすい一石二鳥の製法です。

トランスファー方式はトラディショナル方式の工程から瓶の底に沈んでいる滓を瓶の口に集めるルミアージュと、口抜のデゴルジュマンを省いた製法で、トラディショナル方式よりコストがかからず簡単でありながら、トラディショナル方式と同じくらいの品質が維持できます。

リュラル方式はメトードリュラル方式のことで、二次発酵ではなく一次発酵の途中でビン詰めし、炭酸ガスをビン内に閉じ込める製法です。

途中で行うはずの酵母と糖分の添加を行わず、葡萄が持っている糖分だけで発酵させる昔ながらのスパークリングワイン製造方法で、田舎方式とも呼ばれています。

暖かい地域で丁寧に栽培された糖分の多い葡萄でないとうまくいかないことと、手作業の工程が多いため制御が難しく職人技で作られたワインとして人気です。

炭酸ガス注入方式は発泡性ワインでない普通のワインに炭酸ガスを注入して、人工的にスパークリングワインにする製法で、安価に大量生産できるます。

スパークリングワインの需要の伸びと大衆化にともない生み出された製法で、多くの人に安価に提供できることで発泡性ワインの認知度に貢献しました。

大手酒造メーカーのスパークリング日本酒の多くはこの方式で造られており、手軽に気分を味わいたいパーティーなどで人気です。

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