スパークリングワインの発祥は、フランスのシャンパーニュ地方と言われています。
シャンパーニュ地方は、ブドウ栽培の北限ギリギリの場所に位置しているので、寒さが厳しくまた太陽光も少ない場所です。
太陽光が少ないため、ぶどうに色素が乗らず、赤ワインを作ってもロゼのような色味になってしまうので、白ワインをメインに製造していました。
特に寒さが厳しい2、3月になると寒さで白ワインの発酵が一時停止した状態になってしまいますが、その後春になると酵母が冬眠から目覚めて発酵が再開します。
発酵で出た二酸化炭素がワインに溶け、スパークリングワインになったことがフランス産スパークリングワインが発祥した経緯と言われています。